病んでる愛を【呪術廻戦】

五条悟 依存 ページ12

※キャラ崩壊



『あの...これ前言ってた書類です。』


「あっそ」


まただ。最近、仲の良かった会社の友人が私を避けている。

会社内でも私が歩いていると

“Aが今の位置につけてるのって上司と寝てるからなんでしょ？”

“今更言ってんの？もうそれ会社内でも知らない人なんていないよ(笑)”

思わず耳を塞ぎたくなるような会話。

そんなことしていないのに。
努力していただけなのに。

勿論そんな話、聞いてくれる人はこの会社にはいない。


『ねぇ、悟？』


家に帰ってすぐ悟に日々の不満を口にする。


「酷いね。そいつらもそんなこと言ってるより前に努力したらいいのにさ。」


そう言ってくれて心が軽くなる。


『ありがと。悟だけだよ、話聞いてくれるの。』


「あったりまえじゃん！僕はAの彼氏なんだからさ。もっと頼ってくれてもいいんだよ？」






それからしばらくして新入社員で私を慕ってくれる後輩が出来た。


「先輩！ここってどうすればいいんですか？」とか

「先輩仕事速いですね！俺もそんな風になれるように努力します。」

そんなことを大真面目に言ってくれるから嬉しかった。


『ほんとに、その後輩だけが会社にいる時の唯一の救いだよ。』


「...そっか、良かったじゃんまともな人いて。」


そんなことを悟と話して。





ある時、仕事の帰り道 路地裏の近くに白髪目隠しの悟がいた。

ほんの少しだけ何を話しているのか気になってそっと隠れた。

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