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校門 ページ21

楓「A…全然片寄と話してないじゃん」









朝、一緒に登校してる時に楓が

突然言ってきた

今まで触れてこなかったのに




『うん…ふられたからどう接すればいいのか分からなくて…』









告白してふられてから

気づけば7ヶ月も経ってる



勘違いしてた自分が恥ずかしくて

全然前みたいに接することができない



受験も終わって

後は卒業を待つだけ


楓は私が言いにくそうにしてるのを察してくれたのか

話題は高校のことに




楓「Aは北高受けたんだっけ?」

『そう…楓もだよね?』

楓「そうだよ!受かってるといいね」

『ほんとに…』








楓「あれ…なんかいっぱい人集まってない?」

『ほんとだ、どうしたんだろ』



校門の辺りでは

生徒のみんなが集まっていた



『ちょっと行ってみよ』

楓「うん」





みんなが集まっていたところに行ってみると


楓「なにこれ…」


そこで私たちが目撃したのは


___峯崎Aは俺のことが好きだった


と校門に落書きがされていた



楓「ねぇこれって…」


「あっ峯崎Aってあの子じゃない?」

「“俺”って誰のことだろ」


周りから色んな声が聞こえる

あきらかにみんなの冷たい視線は私に向けられていた



私が好きだったのは1人しかいない





その時ちょうど

後ろから久しぶりに聞く優しい声


涼太「なにこれ…」



するとクラスの男子の1人が

「峯崎って片寄のこと好きじゃなかった?」


そう言った


その瞬間

私に向けられていた冷たい視線は

涼太にも向けられた



運悪くその時に先生も来て

先生「片寄か?ちょっと職員室に来い」

そう言って涼太を連れて職員室に行った


「やっぱり片寄涼太っていう子がやったのかな」

「まぁ、ちょっと怖かったし」

「見た目通り怖いんだね」


そうみんなは言っていた



楓「A…もう教室に行『違う!』



『涼太はこんなことする人じゃない!』



絶対、涼太じゃない


だって涼太は優しいもん

大人に見えるだけで

全然怖くなかった





だから、絶対に涼太じゃない




私は信じてる

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設定タグ:GENERATIONS , 片寄涼太   
作品ジャンル:恋愛
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ange*(プロフ) - ユッキーナ(*´▽`*)さん» 教えてくださってありがとうございます! (2017年3月16日 17時) (レス) id: 00f3b56fce (このIDを非表示/違反報告)
ユッキーナ(*´▽`*)(プロフ) - オリフラを外して下さい。せっかく面白いのに・・・勿体ないです。 (2017年3月16日 17時) (レス) id: c8cc78dd36 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ange* | 作成日時:2017年3月3日 22時

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