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「樹、入るよ？」
一応ノックして部屋のドアを開けると、変わってない男の子って感じの部屋。
私が来ることが珍しいって樹も思っていたのか、驚いている。
「どしたん？珍しいじゃん。」
「んー、まあ、ちょっと話があって。」
なに、と一応興味は持ってくれているのか、呼んでいた漫画本をベッドに放り投げて、私の方に向き直る。
こんなにも苦しい話、とっとと終わらせる予定だ。このまま立ったままで、話してしまおう。
「あのさ、もう幼馴染だからって、一緒に登校したり部屋に来たりするのやめよう」
「…」
「彼女さん、嫌がるよ。」
「…まだ言ってんの？」
一気に不機嫌になった、樹の表情と声。わかり易すぎるその感情の変化に、逆にちょっと動揺してしまった。
"Aと一緒にいることに執着してるのは、田中の方に見える。"
この前、夏未が言っていた。
なんで、そんなに離れることを嫌がるの？私達高校生だよ？いつまでも子供じゃないんだよ？
そりゃあ、いつまでもお互いが一番な関係だったら話は変わってくるよ。でもさ、彼女を作ったのは樹じゃん。私以外の一番を作っちゃったのは、樹なんだよ。
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飴宮(プロフ) - このさん» 先輩切なすぎるし優しすぎるしもう…🥲大好きって言って頂けてすごく嬉しいです！頑張ります♡ (2022年9月19日 14時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
この(プロフ) - 松村せんぱぁぁぁぁい泣 もう本当に松村先輩切なすぎてどうにかなりそうです、、(；ω；)飴宮様の作品大好きなので、更新楽しみにしてます♡ (2022年9月19日 12時) (レス) @page45 id: b1b26418ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月22日 14時
