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「貴方が何しても怒らないし、受験終わったら色んな所連れていってあげる。」
「…」
「ドライブだって、夢の国にだって連れてくよ。
貴方が望むなら、お高いアクセサリーだって花束だって、なんだって買ってあげる。」
先輩の顔が見れない。
だって、こんなに優しくて甘い言葉を並べているのに、すごく悲しそうな声をしてるから。きっと、その顔だって、
「あの幼馴染が忘れられないなら、利用してくれていい。」
「…」
「絶対好きにさせるから。」
「…先輩、」
私は今日一日、先輩に申し訳ないことをずっとしていた。
一緒に回ったショッピングモールも、樹に連れ出されてよく来たなあとか。
私がつけていたこのピアスは樹がくれたものだなあ、空けたのだって樹がいたからだなあとか。
色んな店を回る度、ここは樹がよく服を買う店でここはよくピアスを買う店だなあって考えたりとか。
しまいには、ここのイルミネーションは毎年樹と来ていたところだったなあとか。
「先輩…、先輩、私、」
「…うん、ごめん。分かってた」
私はどんなに傷ついても、樹が離れていっても、樹が好きなんだって思ってしまった。
こんなに素敵な人が目の前にいて、私のことを好きだとたくさん伝えてくれても、私は。
「今日一日、貴方ずっと、彼のこと考えてたよね。」
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飴宮(プロフ) - このさん» 先輩切なすぎるし優しすぎるしもう…🥲大好きって言って頂けてすごく嬉しいです！頑張ります♡ (2022年9月19日 14時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
この(プロフ) - 松村せんぱぁぁぁぁい泣 もう本当に松村先輩切なすぎてどうにかなりそうです、、(；ω；)飴宮様の作品大好きなので、更新楽しみにしてます♡ (2022年9月19日 12時) (レス) @page45 id: b1b26418ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月22日 14時
