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「お揃いだね。」
「ですね。」
買ったピアスを早速つけて、満足そうに触る先輩。
こんなに喜んでくれるんだって、私まで嬉しくなる。
「じゃ、そろそろ飯行こっか。」
「はい。」
どうやら予約してくれているお店があるらしく、先輩についていく。
その間も、手は繋がれていた。
＊＊＊
「どうだった？」
「すごく美味しかったです。」
ありがとうございます、と言えば、また嬉しそうにする。
外も暗くなってきて、イルミネーションを見に行くことに。
初めてではないけど、でもすごく楽しみにしていた。
「わあ」
「ふふ、綺麗だね。」
「すごい！すごいきれいです先輩！」
見に行ったことがあると言っても、毎年モチーフが同じではないわけで。
言葉が出ないくらい綺麗で、はしゃぐ私。そんな私を見て先輩は、私の頭を撫でた。それから手を繋いだまま、見て回った。
「櫻井さん、どうだった？」
「楽しかったです！」
「そっか、良かった。」
ひと通り見終えて私の感想を聞いたあと、先輩は私を連れて人気のない公園にきた。
自販機で温かいココアを買って、手で転がす。
白い息が、切なく消えていった。
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飴宮(プロフ) - このさん» 先輩切なすぎるし優しすぎるしもう…🥲大好きって言って頂けてすごく嬉しいです！頑張ります♡ (2022年9月19日 14時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
この(プロフ) - 松村せんぱぁぁぁぁい泣 もう本当に松村先輩切なすぎてどうにかなりそうです、、(；ω；)飴宮様の作品大好きなので、更新楽しみにしてます♡ (2022年9月19日 12時) (レス) @page45 id: b1b26418ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月22日 14時
