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「え、っと…」
どうしよう、と夏未を見る。夏未も夏未でちょっと驚いているのか、私と目を合わせても何も言わなかった。
そして、少しの沈黙の末、夏未が口を開いた。
「あのさ、私達これから出かけるの。また今度にしてくれない？」
「…ちょっと黙ってくれない？」
「え？」
「あなた、関係なくない？今私は、Aちゃんに聞いてるの。」
完全に八つ当たりだ。これじゃあ、関係のない夏未まで巻き込まれてしまう。
話の内容なんて、絶対樹のことだし。それは分かってるんだから、黙って彩ちゃんに着いていけばいい話。
「行く、行くから。」
「え、A？」
「だからそうやって、関係ない夏未に噛みつかないでよ、彩ちゃん。」
私がそう言うと、ちょっと私を睨んだ彩ちゃんは「はやく着いてきて。」と急かす。
「A！」と、夏未は慌てたように私を引き止めた。
「すぐ戻ってくるよ。内容は大体わかってるし」
「でも、何するかわかんないよ、あの子。」
そう言って、先に教室を出ていった彩ちゃんの方を見る。
確かに何するか分かんない子だけど、でもまあ、これに関してはきっと私が悪い。ちゃんと樹を拒んでこなかったから、彼女である彩ちゃんが怒るのも当たり前だ。
樹から離れる、いいきっかけになると思うし。
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飴宮(プロフ) - このさん» 先輩切なすぎるし優しすぎるしもう…🥲大好きって言って頂けてすごく嬉しいです！頑張ります♡ (2022年9月19日 14時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
この(プロフ) - 松村せんぱぁぁぁぁい泣 もう本当に松村先輩切なすぎてどうにかなりそうです、、(；ω；)飴宮様の作品大好きなので、更新楽しみにしてます♡ (2022年9月19日 12時) (レス) @page45 id: b1b26418ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月22日 14時
