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いつもどおり一番うしろの真ん中の席のチケットを取って、時間まで雑貨屋やお互いが気になった洋服を見て回る。
「お昼どうする？」
「映画が微妙な時間だから難しいな。」
まだお昼を食べるには早い時間、でも映画が終わってからだとお昼ごはんの時間帯からかなり遅くなってしまう。
…たしか、大我は時間が遅くても大丈夫な人。
いつも私はこういうときに意見を言わないで大我に合わせるけど、今日は大我の答えを見越して発言してみることにした。
「…私、見終わってからで大丈夫」
「俺も。あんま腹空いてないし」
…うん、こんなことで効果があるわけないか。
じゃあもう少し店を見て回ろうかという話にまとまって、私たちは映画の後ご飯を食べることにした。
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作者名：飴宮
| 作成日時：2024年2月21日 17時
