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衝撃的すぎて、しばらく理解できなかった。
彼女が、できた？樹に？
そのくらい信じられないこと過ぎて、言葉が出てこない。
「隣のクラスの、彩ちゃん。」
「…あのマドンナ？」
「そうそう。」
「そうなんだ…」
たくさん告白されても全部断ってきた樹が、なんで急に彼女を作ったの？
彼女を作っていなかった理由だって知らないのに。
「田中ってさ、告白全部断ってるじゃん？」
「うん。」
「なんか、彩ちゃんにはずっと前からアタックされてたらしくてさ。その猛アタックに押されて、やっと付き合ったんだって。」
今日、一緒に登校したのにな。
何も言われなかったし、そもそも彼女持ちなのに幼馴染と一緒に登校してんなよって。
「A、大丈夫？」
「…」
「ごめん、言わないでおこうかと思ったんだけどさ。いずれ知ることになるだろうと思って。」
「ううん、大丈夫だよ」
申し訳無さそうな顔をしている夏未に「戻ろ」って声をかけて、先に歩き出した。
ああ、なんか泣きそう。
油断してた。どこかで樹は、彼女を作らないでずっと私のそばにいてくれるんじゃないかって。…そんなの、どこにも根拠なんてないのに。
樹が彼女を作ってこなかった理由すら、知らないし教えてももらえなかったのに。
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飴宮(プロフ) - akikumaさん» コメントありがとうございます♡ 楽しみにしててください！🎶 (2022年8月26日 19時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - どんな変化が起きるのか…気になる！気になる！続編楽しみにしてます！！ (2022年8月26日 18時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月15日 17時
