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かなり怒っているであろう隣の夏未が爆発しないためにも、ここは何としてでもうまく誤魔化さなければ。
そう思って、このデリカシーの無いことをマイクに乗せて話すこの女の敵を黙らせようと口を開いた。
「それがいなんです。だから親友に来てもらいました。悲しいもんですよ」
声を張り上げて、そう言う。すると、信じてくれたのか、『そっかそっか！なんかすみませーん！』なんて終わらされた。
隣で、「何だあいつ！」ってプンプンしている夏未を宥めながら、退場した。
「あー散々だった。」
「もっと怒ればいいのに！そんなデリカシーの無いことほざいてんなよ！！とかさ！」
「そんなこと言ったら、色々これからの学校生活に支障をきたしてしまう気がして笑」
「それもそうだけどさあ！！」
こりゃあ、怒りが収まるのにかなり時間がかかりそうだなって笑ってしまった。
すると隣で、夏未が悲しそうな顔をした。
「…だってさ、Aがどんな気持ちで私を選んだか、」
「んー、まああのデリカシーの欠片もないあいつは知らなかったからね笑」
「でも、」
「いいのいいの！もう終わったし！」
確かに、好きな人がいないって嘘をつくのは心が痛かった。だって、樹を好きな自分を否定しているような気がしたから。
でも、好きな人がいるなんてあの場じゃ言えなかったし、仕方ない。
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飴宮(プロフ) - akikumaさん» コメントありがとうございます♡ 楽しみにしててください！🎶 (2022年8月26日 19時) (
レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
akikuma(プロフ) - どんな変化が起きるのか…気になる！気になる！続編楽しみにしてます！！ (2022年8月26日 18時) (レス) @page50 id: 5677edd0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年8月15日 17時
