#75 ページ25
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「よく家覚えてたね。」
「一応ずっと好きなんでね。」
「…」
同棲していた部屋は優吾が今住んでいる。
私の今の家は、優吾が私の引っ越しを手伝ってくれたから、多分知っているんだと思う。
ちょっとの気まずさを誤魔化すために、話題を変えてみたけど、結局私は照れて自爆。
分かりやすく顔を赤くした私を見た優吾は、少しにやけて、それからすぐに真剣な顔に切り替えて話しだした。
「俺の話聞いてくれるだけでいいから。」
疲れてるだろうからね、と付け足して。
私の腫れぼったい瞼と涙の跡を、愛おしそうに指で撫でた。
「あの子はね、言ってた新人の子。
俺のこと好きなんだろうなってなんとなく分かってたから、あの日までは"好きな人がいるから"って言って距離をおいてたの。」
「そうなんだ…」
「そう。傷つけたことは分かってたけど、その子は悪い子じゃないからちゃんと距離を取ってくれて。
でもあの日はたちの悪い上司に酒進められても、立場上断れなかったみたいでさ。」
「…」
「俺もちゃんと見てやれなくて、そのまま酔っちゃったから、教育係の俺が介抱してたの。」
「そっか、」
私の目を真っ直ぐ見て、優しい顔で話す優吾。
その目に、嘘はないって信じたい。…きっと、嘘ってことはないと思う。
傷ついたけど、大好きだから、すべて信じたいと思える。
「で、まあ、……酔っ払いすぎて、抱きつかれちゃったんだよね。」
「…うん」
「ごめん。これは俺がちゃんと注意してるべきだった。」
「いいの、だって、仕方ない。」
「うん、でも、ごめん。」
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飴宮(プロフ) - 優希さん» コメント有難うございます🙇🏻♀️💞鍵垢であれば誰でも承認していますので、そこだけお気をつけください😌 (3月12日 8時) (
レス) id: fb7c0389bb (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます😌�眞呂�んの名前に惹かれてとっても素敵な作品に出会えました💛💛Twitterのフォロリクをさせていただきました👏これからもたくさん読ませていただきたいです😊😊 (3月11日 23時) (レス) id: 9e7ca0af4f (このIDを非表示/違反報告)
飴宮(プロフ) - 凛志さん» お久しぶりです！許可しておきますね！🙌🏻 (2022年8月23日 10時) (レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
凛志(プロフ) - お久しぶりです！番外編物凄く嬉しいです🥺✨Twitterの方もフォロリク送らせて貰いました🙇もし宜しければ承認して頂けたら嬉しいです😢 (2022年8月23日 3時) (レス) @page44 id: ee9e64b526 (このIDを非表示/違反報告)
飴宮(プロフ) - 凛志さん» ありがとうございます🥹また�眞呂�んのお話書きますね、いつになるかわかりませんが楽しみにしていてください☺️ (2022年7月26日 21時) (レス) id: 4bf5f0e073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴宮
| 作成日時：2022年7月1日 1時
