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樹side
ジ「でも、樹が生きてるってわかって、救われた」
樹「俺、が、?」
ジ「そうだよ。その時樹はまだ集中治療室から出られなかったけど、生きててくれて、ほんとに嬉しかった」
樹「…でも俺……」
ジ「俺は、生きててくれただけで十分」
また俺の頬を掴まえて、優しく笑ってくれるお兄
樹「んぅ、」
ジ「HEHE、樹かわいい!」
樹「ん、かわいくないし、」
ジ「だからね樹、俺はちっとも恥ずかしいなんて思ってないし、そもそも思ったことがない。むしろ自慢の弟だし!」
お兄の言葉は俺にとって、1番心が安らぐ万能薬
他のどこにいるより落ち着くし、他の誰と居るより落ち着くし、
樹「…俺もね……俺も、おにぃと居る時が1番好き……1番、楽でいられるし、」
ジ「HEHE!そう?」
樹「ん、」
ジ「相変わらず可愛いやつめ!この点滴終わったらすぐ家に帰ろーね!」
樹「うん、あ、でもさ…おにぃ今日、こんな目に遭ったんだから、ご飯、外に、しない?」
ジ「外食?樹家の方がいいんじゃない?」
樹「…いいの、へーき」
ジ「HEHE!じゃあ、外で食べよっか!何食べたい?」
樹「んー、…この前、おにぃが言ってた、焼肉」
ジ「お!樹連れていきたかったんだよね〜!じゃあ予約入れとく!」
樹「ん、!」
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作者名:J.J | 作成日時:2021年8月17日 17時