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北斗side



今日、樹が学校に来れるということで、俺は靴箱の所で待っていた

少しして、暗い顔をした樹が姿を現す

俺を直ぐに見つけて、嬉しそうにしてくれるから、そこが少し可愛い



樹「、おはよ」


北「はよ。調子どう?」


樹「今日はね、ん…微妙なかんじ」


北「そっか。まぁ今日は体育ないし、時間割は楽だよ」


樹「そうなんだ、よかったぁ」



教室に入ると、まるで樹を女子達から守るかのように男子友達が周りを取り囲む、笑

やっぱり、樹はどんな樹でも友達が出来るんだなぁって、毎回羨ましく思う



男子「田中、今日席替えらしいぞ」


樹「え、…ぇー……最悪…」


男子「後ろにして貰えるように頼めばいいのに」


樹「なんか、贔屓って言われたら嫌だから…女子達が怖いもん、笑」


男子「まぁな〜笑。否めねぇ。」


男子「もし後ろにならなかったら俺らが代わってやるよ!」


樹「どう、やって?」


男子「目が悪くて黒板見えませーん!って」


樹「んへ、ありがとう、笑」



楽しそうに会話する樹を見て安心する

相変わらず、良い友達集めるなぁ



男子「あ、松村今日お前日直だってさ!」


北「はぁ?まじかよ、俺のも代わってよ」


男子「日直は嫌だ笑」


北「ひでぇ」


樹「北斗、がんばって、」


北「わ、わかってるって!わかってるよ!」



樹にまで少しいじりを混ぜて応援されて、俺は相変わらずいじられキャラなのかと落ち込む

でも、いじりを混ぜて笑ってる樹を見るのも久しぶり

純粋にそれは嬉しいんだよなぁ

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作者名:J.J | 作成日時:2021年8月17日 17時

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