・ ページ16
樹side
ジ「何があった？」
そう聞かれて、俺はゆっくりあった事を話した
樹「どうしよっ……俺のせいになっちゃう…」
ジ「じゅーり、大丈夫。樹のせいになんかならないよ。ごめんな、俺が学校に話しちゃったからだね。」
樹「や……おにぃのせいじゃ、ないから、」
ジ「HEHE、ありがとう樹。あのね、シャーペン取り返そうかとも思ったんだけど、大我が"そんな子が使ったやつ樹に持たせるの？”ってご立腹だったの笑」
樹「きょも、が？」
ジ「そう笑。それで今日、こんなのくれたよ？あけてみな？今日俺、この前言ってたCMの撮影だったんだぁ」
樹「2個入ってる……なんだろ、あ、」
ジ「HEHE！それはバニラの香水だよ！新作！」
樹「わぁ、お洒落だなぁ……ん、いい匂いする、ほらおにぃ、」
ジ「甘いじゃん！樹の好きなタイプだね〜」
樹「もう1つは？……これ、あ、シャーペン？」
樹は青色が好きだから、綺麗な青色のシャーペンに目をキラキラさせてる
あ、ちゃんと教えないと！
ジ「それね、青色はその1本だけなんだって！」
樹「へ？どういうこと？」
ジ「売られる種類の中に青色は無いんだよ。そのシャーペンは樹だけの特注らしい！」
樹「ひぁ、…そんなの、いいのかな…」
まぁそう思うよね笑
でも大我はほんとかなり怒ってたからね
多分、もし次があったら今度は樹だけの世界に1本のシャーペンを作る勢い、笑
ジ「綺麗な青じゃん！樹に良く似合うよ！」
樹「そうかな…笑。でも、嬉しい、もう、取られないようにしよ、…きょもにほんとにありがとうって伝えてね？」
ジ「わかってるよ笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 493人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：J.J
| 作成日時：2021年8月17日 17時
