ずっとKnightで居られるように#1 (ページ41)

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北斗side

ｺﾝｺﾝｯ

ノックの後間髪入れずにドアが豪快に開かれる

ジ「北ちゃ〜ん！」

北「わっ、えっ、今日は皆来てくれたの？」

ジ「そうだよ！調子どう？」

北「大丈夫だよ！皆文化祭お疲れ様だね」

樹「北斗、楽しかった？」

北「すごく楽しかったよ。樹の提案？」

樹「…ん、」

北「ありがとう樹」

素直にお礼を言ってみれば、樹は照れたのか"うるせぇ”と言ってこっちを見てくれなくなった笑

相変わらず、反応がツンデレだなぁ

北「あ、京本、パソコン」

大「あーそれあげる」

北「へ？あげるって言われても、そんな軽く貰えるものじゃないだろ」

大「いーの。俺新しいの買ってもらったから。お下がりで申し訳ないけど」

お下がりで申し訳ないなんて話じゃないだろ

まぁ結局、高地の"素直に受け取っときなよ”って言葉に負けて、有難く貰うことにしたけどさ

京本は何故か、勝ったとでも言いたげな顔して笑ってたけど笑

文化祭で、委員会もやってたはずなのに、ここに来ても変わらず元気で

ほんと、どこまでもタフなやつらだな

とくに、俺の彼氏で居てくれるこの人は、笑

ジ「ねぇ北ちゃん聞いて？また樹朝ごはん食べてこなかったんだよ？不健康だよね〜」

樹「なんだよべつにいいじゃねぇか！笑」

ジ「朝食べないと元気でなくない？樹のエネルギーどこから来てんの？」

樹「知らねぇよ笑。朝は時間がねぇんだもん」

樹が朝飯を抜くのはだいぶ昔から

そして、全然直らない

それは俺もずっと心配してる

でもとうの本人は、ケラケラ笑ってこの会話を楽しんでるだけ…笑

俺が居なくなったら、誰が樹の面倒をみるのだろうか

最近それのことを頻繁に考えてしまう