俺と俺の兄ちゃんの関係#２ (ページ8)

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はちページ8

ジェシーside

明後日なんてすぐ来る

今日はその当日

女子「ねぇジェシーくんのお兄さん来るってほんと!?」

ジ「うん来るよ？」

女子「えーほんとなんだ！え、やば！」

ジ「そう？笑」

朝からこんな感じ

さすが樹だね、笑

料理教室だから保護者が来た人から家庭科室に向かうことになってる

慎「あ、樹来たっぽいよ笑」

ジ「え？あ、ほんとだ笑」

慎太郎の指さす方を見れば教室にいたはずの女子がきれいさっぱりいなくなってる

その行先は廊下だ

ちょっとするとオドオドした樹が顔を出した

樹「あ、居た居た笑。お前迎えに来てよ、」

ジ「だってここで待機って言われてたんだもん笑。ね？言ったでしょ？」

樹「うん、これは、そうとう、予想以上笑」

ジ「移動する？親が来た人から家庭科室に移動なんだけど」

樹「まじ？なら移動する。早く行こ笑」

ジ「AHAHAHA！恥ずかしいんだぁ」

樹「うっせ！」

慎太郎のお母さんもタイミングよく来たから、4人で家庭科室に逃げた笑

慎太郎のお母さんには"あらあら笑”って笑われて、もうアイドルじゃんなんて言われていた

家庭科室には何人かは来ていて、そのほとんどがお母さん

ぽつんと若い樹が居るとどうしても目立ってしまうみたいで、樹はぴとーっと俺にくっついていた

これじゃどっちが保護者かわかんないじゃん笑

慎「樹〜皆見てるね笑」

樹「お前らなんか言ったか？バスケ大会の時よりやばいんだけど」

ジ「なんにも？樹苦しくはない？大丈夫？」

樹「ん？あ、そっちは全然大丈夫だよ笑。ありがと」