俺と俺の兄ちゃんの関係#２ (ページ42)

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よんじゅうにページ42

樹side

あれから俺は心身ともに骨抜きにされた

俺の方が年上だもんだなんて言っておいて、実際はジェシーについていくのに必死だった

いや、ついていけてたかも怪しい

それに、パパのベッドっていうのが、絶妙にカオスな状況を生み出してて俺を興奮させた

そんな俺とは正反対なジェシーは、余裕な顔して楽しそうで嬉しそうで、でもちゃんと俺の身体を気遣ってくれた

終始完全にジェシーのペースだった

樹「…はぁ、っ、は…」

ジ「ふぅ、樹大丈夫？」

樹「…はぁ…大丈夫だし、全然、へーき…」

ジ「AHAHA！全然平気そうじゃないじゃん笑」

樹「うっせ、」

俺はムカついたので、横に寝転ぶジェシーに覆いかぶさった

ただでさえ身体がまだ熱を持ってるというのに、ジェシーの身体も熱くて

樹「…あっつ、」

ジ「じゃあなんでくっついてるんだよ笑」

樹「はぁ、っ、ムカついたからだよ…お前の余裕な顔、ムカつく、」

ジ「余裕そうな顔してる？俺そんな余裕なかったんだけどな〜今もないし、」

樹「嘘つけよ、その顔のどこが余裕無いんだよ笑。宣言通り俺を骨抜きにしたくせに」

ジ「だって樹やばいんだもん！ほんと、俺の理性ぶち壊してくるからさ？」

樹「んだよそれ笑」