俺と俺の兄ちゃんの関係#２ (ページ28)

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にじゅうはちページ28

樹side

ジ「ね、樹、」

樹「なに？」

ジ「指輪、ほんと？」

樹「のつもりだけど、笑。ネックレスがいい？」

ジ「そりゃ、指輪でしょ！パパ、絶対いいって言ってくれてたよね」

樹「言ってくれたよ」

そんな話をしながら家に向かって車を走らせていた

あ、北斗今日大学休みかな

俺らしくないかもしれないけど、今回の件に関しては絶対お礼をすると決めている

もちろんきょもと高地にも

樹「北斗ん家、寄ってい？」

ジ「いいよ〜」

北斗の家の前まで来た

車はあるから居るっぽい

インターホンを押すと、とくに返事もなくドアが開いた

北「よ、」

樹「よ。きょも達は？」

北「居るよ？」

樹「呼んでくんね？」

北「えー……京本ー、高地ー、樹たち来たよ」

俺は隣に立つジェシーの手を取って、指を絡めた

ちらっと上を見上げると、ジェシーはなるほどねって感じで微笑んでる

樹「ほんと、まじでありがとう。らしくないかもだけど、それが言いたかったから寄ったんだ。ほら、俺ら、おかげさまで、」

ジ「HEHE、」

北「らしくないな笑」

大「よかったじゃん！でもジェシーごめんね？ビビったよね、笑」

ジ「ビビったどころじゃなかったけど、そんなことよりありがとうだよ笑」

高「これで俺らも気にならなくなったし笑。今度焼肉でも奢ってよ」

樹「奢る奢る。全然奢るよ」

北「ほんとらしくない笑」