俺と俺の兄ちゃんの関係#２ (ページ26)

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にじゅうろくページ26

樹side

抱き合ったまま目覚めることにも、もう罪悪感を感じなくてよくなった

朝から嬉しさが込み上げる

ジ「ん、…おはよ」

樹「はよ笑」

ジ「ん？なぁに？笑」

樹「いや、嬉しくなっただけ。起きよっか。花も買わないとだし」

ジ「も〜やばいって。恋人っぽいこといっぱいしたくなるじゃん笑。重くなったらごめんね、」

樹「いいじゃん。我慢してた分やりたい放題でいいんじゃない？」

俺もしたいしとは恥ずかしくて言えなかったが、ジェシーがどんな"恋人っぽいこと”をしてくれるのか楽しみだ

ぼちぼちベッドをおりて、2人並んで顔を洗って朝飯食って、

生活は今までと何一つ変わってない

変わったのは、俺らの関係と気持ちだけ

俺が食べ終わった食器を洗っていると、ジェシーが後ろに来て腰に手を回してきた

これが"恋人っぽいこと”なのかな

俺より背が高いから、俺の肩に顎を乗せてくるジェシー

なるほど、たしかにこれは満たされる

樹「んへ、」

ジ「HEHE…こーゆーの、やってみたかった」

樹「さいっこう」

ジ「俺もっ」

俺らの間ではゆっくり時が過ぎているけど、現実は早々時間が進んでいく

いつまでもこの状態で居られず、俺らは笑いながら服を着替えにいった