俺と俺の兄ちゃんの関係#２ (ページ23)

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にじゅうさんページ23

樹side

ジ「俺だって好きだよっ。でも無理じゃん、俺らには兄弟って壁があるんだよ？上手く隠せたとしても、知られた時に樹が傷つくじゃん…それが嫌なんだよっ、」

樹「…ジェシー……」

ジ「それに、樹はあんなにモテるんだから…安心して彼女つくってほしい。俺、は心から応援できるように頑張るから…」

またあの時と同じだ、無理やりにし過ぎてしまった

そう思って自室に逃げようとした時にぶつけられたジェシーの本音

樹「じゃあ、俺のこの気持ちはちゃんとした恋じゃないって言うの？俺だってお前が好きだよっ、もう頭がおかしくなりそう……なんでバレて俺が傷つくの？俺は、そんな軽い気持ちじゃねぇんだよ、？」

ジ「だって、軽蔑されるかもしれないし、」

樹「いいじゃん、するやつなんかほっとけよっ、俺が一緒に居たいと思ってるんだから、いいじゃんかよ…ジェシー、俺、もう兄弟は嫌だよっ、」

本音の中の本音まで言ってしまった

"もう兄弟は嫌だ”

俺は1番後悔してるんだ、お前と兄弟になってしまったことを

俺は気づいたら泣いていた

泣くって言うよりかは、涙が出てきたって方があってるかも

まぁ結局泣いてんだけど

すると、涙でぼやけてた視界が真っ暗になった

ちゃっかりベッドで感じていたジェシーの深い温もり

自分がジェシー抱きしめられていることを理解するのに、ほとんど時間はいらなかった