俺と俺の兄ちゃんの関係#２ (ページ1)

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いちページ1

樹side

ジ「え、ほんとに､!?」

樹「ほんとだよ笑。なんでここで嘘つくんだよ」

3週間目を終える今日、俺に退院の許可が出た

最近は簡単なリハビリもやってたし、先生にも回復してきてるって言われてたからな

ジェシーは目をまん丸にして嘘じゃないかと疑ってくる笑

ジ「…やったぁ、え、やった！」

樹「んへ笑」

反応が面白くて笑ってしまう、笑

いやー、俺もやっと家に帰れる

手続きもスムーズに行って、ジェシーが北斗を呼んでくれた

北「退院おめでと。よかったなぁジェシー」

ジ「うん！」

樹「わざわざ来てくれてありがとな笑」

北「いいえー。ちょうど大学休みだったから」

北斗に送って貰って、久々に見る自分の家

ジェシーはものすごくご機嫌らしい

子どもみたい、笑

樹「変わってねぇな。当たり前か笑」

ジ「HEHE、俺が掃除しといたもん。綺麗でしょ？」

樹「まじ？おーありがとう」

ちょっと散らかってるかな〜なんて思ってたけど、そんなことは全然なかった

さすがジェシーだ

俺の退院がめちゃくちゃ嬉しかったらしく、元気なジェシーに俺まで笑ってしまう

それでもちらちら俺の顔を覗き込んでくるから、心配はしてるみたい

樹「さて、もう6時だね。飯にすっか」

ジ「俺作る！」

樹「え？」

ジ「俺が作るの！樹の退院祝いね？」

樹「まじ？じゃあ、任せよっかなぁ。俺もお前の料理食べたいし」

ジ「HEHE、任せときな〜めっちゃ美味いの作ってあげる！」