俺の恋愛事情 (ページ48)

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よんじゅうはちページ48

ジェシーside

やっべぇ、、

人生でこんなに心臓がうるさいと思ったことないぞってぐらいどっくんどっくん、

色んなテレビにもカメラにも会ってきた俺なのにな

もう汗もやばいし

声震えてないかな、大丈夫かな、笑

樹「……そうなんだ、」

ジ「たぶんその人は俺のこと気にかけてもないだろうから、ずっと我慢して友達として過ごしてきたんだけどね。ずっと、」

樹「…もったいないね、ジェシーに好かれる人とか幸せしか待ってないだろうに…」

ジ「………え？」

………ん？

幸せしか待ってないだろうにって、

そう思ってくれてるってこと、？

樹「ん？」

ジ「あ、いや笑」

樹「小さい頃から一緒だったの？…可愛い？笑」

樹は何故か下を向きつつ質問をしてくる

…でも、

ジ「可愛いよ、まじ可愛い。でもかっこいい。俺ね、ほんとに顔からなにから全部好きなの。その人のこと。」

そう

それは君だから

その顔、横顔も正面も、

笑った顔から眉間に皺を寄せてる顔まで

ガラ悪いキャラな時も、ふにゃっと笑う時も、

俺と真剣に話す時も、ボケてふざける時も、

本当は今だって目を合わせてほしい

下を向かないで、俺から目をそらさないでほしい、

樹「そっかぁ…！じゃあこれからは俺にも恋バナしろよ？じゃ、ちょっと、俺そろそろ戻るね、」

そう言って立ち上がった樹

ちょっと待ってって、俺は気づいたら引き止めてた

でも樹は、

ジ「なんで……泣いてるの？」