俺の恋愛事情 (ページ46)

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よんじゅうろくページ46

ジェシーside

大我の手招きで俺は携帯を置いて行った

ジ「なに？」

大「あのさ、ちょっと」

声を潜める大我を不思議に思いつつも耳を寄せた

なんか少し、どんなことを聞かれるのかとドキドキする笑

大「ジェシーさ、前に俺に相談してきたじゃん？」

ジ「え？うん、したけど、」

大「俺好きな人いてさって」

ジ「…うん、」

大「それ、樹のことでしょ？」

ジ「はっ！えぇ!?」

目の前で大我はニヤッと笑ってるけど、俺は思わず叫んでしまった

"ジェシーは嘘が下手”
"ジェシーはわかりやすい”

いつもそう言われてたから、俺の中でこれ以上ないほど抑えて、頑張って隠してきたのに、

ジ「なっ、…俺、隠してたのに、なんで？」

大「隠してたってことは当たり？」

ジ「あっ、…えっとー、その」

大「もう諦めな笑。ほんとわかりやすい笑」

ジ「…まじかぁ、」

完全に俺、見下ろされてる

どうして俺は嘘が下手なんだろう、

それとも大我が鋭すぎるの？

ジ「も〜なに？正解だけど、」

大「ジェシーそろそろ話を切り出したいって言ってたじゃん？でもタイミングが分からないって」

ジ「で、でも、それは俺の理想で、話すとなったら俺話せないよ、」

大「もーSixTONESのセンターでもあろうお方が？」

ジ「そんなこと言われても〜」

俺がぐずっていると、大我が持っていた携帯が鳴った

大「あ、来た。ほら！行ってきなジェシー！」

ジ「い、行くって？どこに？」

大「樹のとこに決まってんじゃん笑。今行かないでどーすんの？樹を待たせすぎ。ほら早く！」