俺の恋愛事情 (ページ18)

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じゅうはちページ18

ジェシーside

しーんと静まり返って、樹の静かな寝息だけが聞こえる中

俺は携帯をいじっていた

ふと、眠る樹の顔をを見た時だった

樹の目からつーっと涙が零れた

樹は寝てて、涙はそのまま横に流れていったけど、

俺は不思議なことに、綺麗と思ってしまっていた

なんだろ

今の、眠る樹から流れた涙が？

それとも樹が眠ったまま涙を流したことが？

どっちにしても、凄く綺麗だった

何考えてんだと我に返って、俺は樹を起こした

ジ「悪い夢だったんなら言わなくていいけど、もう大丈夫だからね？」

樹「ん、…」

ジ「熱は下がってきたみたいだね。よかった。今夕方の7時なんだけどさ、どうする？俺泊まろうか？」

樹「…ううん。大丈夫。こんな時間まで居てくれてありがと」

ジ「、ほんとに？泊まっていいんだよ？」

樹「明日も仕事だろ？大丈夫だよ笑…」

どこか悲しそうな樹を目の前にして、心配になった

けど、泊まらなくていいと言う樹

俺はぎりぎりまで傍にいて、名残惜しさ全開で帰った