今日:47 hit、昨日:13 hit、合計:109,879 hit
小｜中｜大
39 ページ39
ジェシーside
また何日か経ったある日、俺はやっと気づいた
樹の食事中
その時の樹の表情が変わってる、気がしたんだ
ただ食事を見る目じゃない
もっと違う表情、目になってる
ひょっとしたら、ちょっと前からなっていたのかもしれないけど
まぁそれがどんな表情かって聞かれたら答えられないんだけどね
とにかく変化はあった
そしてまた、俺が教室で友達と喋ってると廊下から黄色い歓声がし始めた
樹がきたな
でもまだ昼休みじゃない
ただの移動らしい
それだけでこれは、樹も疲れるだろうな
男子「田中って可哀想だよな。あそこまでされると俺だったら学校来たくねぇわ笑」
ジ「HEHE、俺もだな笑。もうちょっと加減してくれたらいいのにねー」
男子「だよなー笑」
俺らは樹を気の毒に思う話題へと移り、いつものように顔を顰めながら歩いていく樹を見ていた
どうやら移動教室だったみたい
樹が見えなくなったあと、ぞろぞろと他の男子達が歩いていった
またどうせ教室に帰る時も樹は今みたいになってるだろうから、心の中で応援してやろう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：J.J
| 作成日時：2020年10月29日 0時
