お前の血は特別#1 (ページ3)

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ジェシーside

ある日、放課後に俺は学校に戻ってきた。

盛大に宿題に必要な教科書を全てを忘れてきたからだ、笑

ロッカーは教室の中だから鍵をもらおうとしたら、どうやら先客がいたらしい。

俺は教室へと走った。

ジ「あれ、」

そこにいたのはピンク髪の生徒だった

たしか名前はタナカジュリ

有名だからね。漢字はわからないけど笑

何をしているのか、ぼーっと窓の外を見ているだけだった。

俺は悩みでもあるのかと思って、邪魔しないようにロッカーに近づいた

、つもりだったが、

すーっと鼻から息を吸った彼は俺の方を向いた。

樹「やっぱり、」

ジ「え？」

やっぱりって何がなんだろ。

そのままジュリはぺろっとくちびるを舐めて俺の方へと近づいてきた。

え、俺食われる？？

そんな感じの勢いなんだけど。