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ページ28

樹side





俺らの手術が決まった。


きょもも駆けつけてくれて、俺らもやっと点滴が抜かれた。


手術か、、


ドラとかで見るやつって、危なくなったりするシーンが多いからさ、笑


やっぱりちょっと不安だよね。





ジ「樹、怖い?」


樹「んー、ちょっとね、笑」


ジ「麻酔されるまで手繋いどく?」


樹「うん。」





ジェシーが手を握ってくれて、やっぱり落ち着く。


まぁ、俺が不安なのは自分じゃなくてジェシーの方なんだけどね。


先生に言われたからさ。


移植手術は、臓器をもらう側の方が難しいって。


ジェシーに余計な負担はかけたくないから言わないけど、俺が怖い理由はそれ。



ジェシーは大丈夫って、信じるしかないからね。



そうなことを考えいると、ガラガラガラっとドアが開いた。





ジ「ん?」


慎「俺!来たよ!」


樹ジ「慎太郎!?」





誰かと思えば、カーテンをくぐって入ってきたのは学校にいるはずの慎太郎だった。

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作者名:J.J | 作成日時:2020年10月21日 1時

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