赤が変えてくれた世界で#4 (ページ27)

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大我side

2人が入院して、薬の投与を頑張って、

10日ほど経った。

俺は今日も雑誌の撮影があった。

けど午後からだから、午前中は家でゆっくりしていると、携帯が鳴った。

誰かと思えば北斗から。

大「もしもーし」

北「あ！今日って仕事ある？」

もうタメで話してくれるようになったからね笑

俺も話しやすくなった。

大「あー午後から雑誌の撮影だわー」

北「あー、そっかー」

大「なんで？」

北「今日手術が決まったんだよ。それも午後から笑」

大「え！まじ！？えー、ちょっとまって！マネージャーに聞いてみる！かけなおすね！」

北「え、あ、はーい」

手術なんて、行くに決まってる。

俺はマネージャーに予定をずらせるか確認してもらった。

しばらく待つと、マネージャーから電話がかかってきた。

すると、別の人の撮影が押してて、どの道今日の撮影は延期になるところだったらしい。

俺ってついてる？笑

2人の手術があると伝えると、病院送ってくれるらしい。

俺はささっと支度して、マネージャーの車を待った。