赤が変えてくれた世界で#3 (ページ33)

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北斗side

美容室の掃除をしていると、ジェシーから電話がかかってきた。

また今度はなんだ？

俺はてっきりジェシー本人からの電話だと思って、普通にいつものトーンで電話に出てしまった。

いや、まぁそれが当然なんだろうけど、

まさか電話の相手があの人だなんて誰も予想出来なかったよね。

北「はーい、今日はなんだ？」

大「あ、すみませんっ、俺京本大我って言いますっ」

北「京本………はっ？えっ？」

京本大我って言った？

そんな名前の人、テレビでしか聞いたことないけど。

まさか本人なわけないよね？

北「あの、かけ間違いだと思いますよ。」

大「じゃなくてっ！ジェシーがっ」

北「ジェシーっ？ジェシーがなんですかッ？」

いや待って？なんでジェシーを知ってるの？

もうわけわかんない。

色んな情報がいきっきに来すぎて、パニックた。

でもどうやら間違い電話ではなさそう。

それどころかただ事でもなさそう。

ジェシーになにかあったんだ。

大「今病院運ばれましたっ。俺もこのまま行くんで、来て貰えますか？○○病院ですっ」

北「わ、わかりましたっ」

俺は急遽休みの看板を出し、美容室を閉じて病院に向かった。