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第2章 ページ8
大我side
次の日。
朝食を済ませた頃、父さんから電話がきた。
大「もしもし」
父「元気か？寝起きな声だな。」
大「今朝食とったところだから」
父「そうか。そっちは、上手くいってるか？」
大「大丈夫だよ。北斗もいるから。」
父「そうだな。それでなんだがな、こっちでまた成功してな。しばらく帰れそうにないんだ。」
大「そうなんだ。おめでとうだね。」
父「まあな。お前のストレスにならないといいが。財閥にとらわれすぎないでいいからな。それを伝えたかっただけだから。」
大「うん、ありがとう。そっちも頑張ってね。俺は大丈夫だから。」
なんて立派な父親だ。
自分の父親だが、つくづくそう思う。
俺のストレス、か、
それでも、こう言ってくれる両親を持った俺は恵まれてるんだろうな。
頑張ろう。
北「大我様」
大「ん？」
北「失礼致します。メイドの一人が体調を崩したらしく、」
大「すぐに帰してあげて。車の使用を許可するから送ってやってくれる？」
北「かしこまりました。」
大「北斗の部屋いてい？」
北「構いませんが、何もございませんよ？」
大「ちょっと見たいだけだから」
北斗が車を出したあと、俺はまっすぐ北斗の部屋に向かった。
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作者名：J.J
| 作成日時：2020年9月25日 1時
