赤が変えてくれた世界で (ページ31)

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ジェシーside

少し胸騒ぎのする樹からの相談を受けてから数日後。

また樹が俺に相談があると言ってきた。

俺の制服の袖をちょんと引っ張って知らせる樹は、これまた最高に可愛い。

、なんて言ってる場合じゃないねっ！

樹「また無くなった、」

ジ「今度は何が？」

樹「またタオル、、椅子にかけてたら無くなってた、」

ジ「タオル、か、」

俺らはさっきまで体育だった。

だから教室には誰もいなかったはず。

ジ「樹、しばらくは俺から離れんな？やっぱりちょっと嫌な予感がする、」

樹「俺もする…なんかゾワゾワする、」

ジ「俺も。」

本人も寒気がするらしい。

俺もだ。

一応慎太郎達にもこの事は話した。

俺らも気にかけとくって言ってくれて、樹も少し安心した様子。

でも、この俺らの嫌な予感は、見事に的中することとなった。