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樹side
そのまま俺の家まで送ってくれたジェシーくん。
ほんと紳士だよね。
俺は夜も、お揃いのネックレスを見て1人で笑を零して、笑
自分でもヤバいやつじゃやんって思ってた。
次の日。
また俺の家まで迎えに来てくれたジェシーくん。
朝の登校はまだ慣れないけど、2人でいる時はなるべく“ジェシー”って呼ぶように努めたよ！
俺らが学校に入るとめっちゃ騒がしくなるんだよね。
まぁそれは、ジェシーくんがかっこいいからなんだけど。
これが、俺が1番慣れてない。
いくら隣の人がキャーキャー言われてるとしても、その場にいると少し身体を縮めてしまう。
でもジェシーくんはそんな俺をいつも気にかけてくれて、早足で教室に行ってくれる。
俺も慣れなくちゃだな。
こんな歓声にビビってたら、ジェシーくんの隣にはいられない。
隣にいたいからこそ、俺が強くならなきゃ。
そんな日々が何ヶ月か続き、俺もだいぶ慣れてきた頃だった。
いつものようにジェシーくんと学校に来て、靴箱を開けると、
中からドサッと大量の便箋が出てきた。
それは、いつもジェシーくんの靴箱で目にしていた光景。
え、俺も？
つまりこれらは大抵がラブレター。
ジ「あら、」
ジェシーくんもこれを見て苦笑い。
いや、これどうすればいいの？
俺、こんなのの対処法とかわからないんだけど、
樹「どうしよう、」
ジ「樹は、、どうしたい？」
樹「俺こんなの受け取れないよ…。彼女よりジェシーの方が隣にいて欲しいもん…」
ジ「HEHE、なんか嬉しい。じゃあ俺が教えてあげる！対処法！」
樹「お願い！」
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作者名：J.J
| 作成日時：2020年8月27日 17時
