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樹side
次の日。
今日もまた昨日と変わらない1日が始まるって思ってたけど、違うらしい。
俺は机に突っ伏したままだが、もちろん人の話は聞こえてる。
男子「なぁなぁ、うちに転校生来るらしいぜ！」
男子「まじ！？男子か？」
へぇ、転校生来るんだ。
どうやらその話は本当らしい。
先生「はーい、席つけー。」
男子「先生！転校生来るってまじ？」
先生「それを今から言うから笑。入ってきていいぞー」
クラスがざわめき、1人の生徒が入ってきた。
わ、背高いな。髪も赤だし。一群の人かな。
俺はそれだけ思って、また机に突っ伏した。
ジ「はい、えっと、ジェシーです笑。アメリカ人とのハーフだよ。んー、よろしく？笑」
クラス「よろしくー」
男子「ハーフかよ！かっけ笑」
女子「めっちゃイケメンじゃん！」
クラスがさらにうるさくなる。
先生「じゃあ、あそこの1番後ろの席な？」
ジ「はーい」
最悪だ……
よりによって、俺の隣の席…
やめてよ、そんなことしたら、
また俺が痛い目にあわされるのに、、
案の定、彼がこっちに来るのに合わせて、俺に冷ややかな視線が向けられた。
俺が望んだんじゃないのに…どうせ今日も呼び出されるんだろうな…
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作者名：J.J
| 作成日時：2020年8月27日 17時
