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ジェシーside
樹「俺……ジェシーさんのことが…好きみたいなんですっ…」
その言葉が、
俺の中でデカく弾けた。
俺は樹を抱きしめた。
ジ「樹っ……俺も……俺もだよっ…」
樹「えっ……？」
俺もずっとずっと、モヤモヤの名前が知りたかった。
その答えは、恋だったんだよな。
ジ「俺もずっと、、モヤモヤの答えを探してた。
答えは恋だったんだ
俺は、初めて樹に出会ったあの日から、
ずっとお前が好きだったんだっ……」
樹「ほんとっ？…ほんとにっ？」
ジ「嘘なんかつくもんかっ、ほんとだよ…
やっと答えがわかった…
俺、お前が好きなんだ…」
今までに感じたことのない感情が、俺の中を駆け巡る。
樹「っ……嬉しいっ……」
ジ「樹……」
俺は身体を離して、樹の顔を合わせた。
樹は泣いていて、でも、笑っている。
俺もたぶん……泣いてる。
ジ「樹……ずっと俺の傍にいてよ、
俺が幸せにするから、
俺が守るから、
毎日……俺の隣で笑ってほしいっ…」
樹「ｸﾞｽﾞｯ……はいっ……喜んでっ」
再び抱きしめ合い、
ずっと離さなかった。
これほどまでに幸福を感じたことがあっただろうか。
いや、なかったんだ。
こんな幸福、初めてで、
幸せすぎておかしくなりそう。
俺は今、そんぐらい幸せ。
樹は、
俺の色の無かった人生を、
鮮やかに染めてくれた。
過去も未来も、
全てを鮮やかに彩ってくれた。
俺は樹に彩られて、
これから先、樹と共に生きていく。
[完]
終わり
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作者名：J.J
| 作成日時：2020年7月27日 7時
