今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:32,292 hit
小｜中｜大
・ ページ22
樹side
“退院”
それを聞いて、湧いた喜びは一瞬だった。
退院しても、どこに行けばいいのか分からない。
退院しても、どうしたらいいのか分からない。
何より、、
ジェシーさんと会えなくなる…
でも、ジェシーさんにとっては、患者の退院は嬉しいニュースだ。
俺は頑張って笑った。
ジェシーさんのおかげで、笑うことができるようになったんだから、今だって笑えてるはず。
なのに、、
どうしてジェシーさんは、
そんなにも悲しそうな顔をするの……？
ジ「退院明日だから、俺の車乗ってね？送っていくから。」
樹「ジェシーさんの…？歩けますから、大丈夫ですよ？」
今まで散々お世話になったんだから、
退院したあとは1人で生きていかないと。
もう怪我も治ったし、、どうせ、
送ってもらう場所なんてないしね…
それでも、
結局ジェシーさんにおされて、送ってもらうことになってしまった。
最後まで、あなたと一緒にいられて、嬉しいけど…
どこに送ってもらおうか、、
退院は明日。
俺は夜もひたすら、
その事ばかり考えていた。
居場所がないって……
こんなにも、辛いんだね…
ジェシーさん、
あなたに出会えてほんとによかったです。
ありがとうございました…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：J.J
| 作成日時：2020年7月1日 0時
