検索窓
今日:15 hit、昨日:0 hit、合計:32,303 hit

ページ18

樹side



ジ「樹………俺と一緒に生きてください」



その言葉で、


涙が溢れて止まらなくなった。


今まで溜め込んでいた苦しさが、涙と一緒に溢れ出るみたいに



樹「ふっ…ぅ……ヒクッ……」


ジ「もう十分頑張ったから。もう頑張らなくていい。俺が傍にいる。何があっても。」


樹「ありがとうっ…クズッ……ありがとうございますっ…」




それからも、しばらく涙が止まらなかった。


そんな俺に、ジェシーさんは寄り添ってくれた。


ずっと抱きしめてくれて、ずっと語りかけてくれて、、、



過去なんて、忘れてしまいそうなくらい、幸せ。


そのまま車椅子を押してくれて、病室へと向かってくれた。


また俺を、軽々抱えて、ベッドに寝かせてくれる。




ジ「疲れちゃったでしょ?1回寝な?」


樹「ん………ぁの……」


ジ「心配しないで?ここにいるから。手、かして?」



手を出すと、そっと包まれた。



ジ「こうしてるから。安心して寝て?」


樹「ありがとう……ございます…」



あっという間に瞼が落ちてきて、眠りに落ちてしまった。


今までにはなかった、何かで満たされた、幸せな眠りに落ちる感覚。


表現するのが難しいけど、、



すごく……何かから解放された感じがするんだ…



ほんとに


ありがとうございます…


ジェシーさん……

第3章→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 5.4/10 (109 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 田中樹 , ジェシー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:J.J | 作成日時:2020年7月1日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。