Whereabouts (ページ30)

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樹side

ラーメンを食べて、おなかいっぱい。

またお兄さんはおしごとがあるんたって。

ぼくはまた、慎太郎お兄さんとさっきのおへやに戻った。

慎「樹くんはさ、ジェシーのどんなところが好きなの？？」

樹「えー？いっぱ〜い！」

慎「俺ね、すごいもの作れる道具持ってるからさ、樹がジェシーに作ってみない？」

樹「え！何それ！」

慎「缶バッジっていってね、カバンとかに付けられるんだよ！」

樹「つくる！お兄さんにあげる！」

慎「ははっ！じゃあ作ろ！」

そう言って、慎太郎お兄さんは、ぼくにまーるい紙をくれた。

それと、色んな色のペン

慎「この紙にお絵描きして？なーんでもいいよ！」

樹「うん！ぼくお絵かきとくい！」

ぼくは、ペンで紙にお絵かきした。

けっこう時間かかっちゃったけど、できたよ！

樹「できた！」

慎太郎お兄さんに渡すと、頭をなでてほめてくれた！

慎「おぉ！いいのできたじゃん！じゃーあー、俺が缶バッジに変身させちゃいまーす！」

そう言うと、慎太郎お兄さんは、さっきの紙をなにやら機械みたいなやつに置いた。

いい〜？って言われたから、うん！って言ったら、ガチャンと音がして、中から丸い蓋みたいなやつが出てきた。

取ってみてみると、そこにはさっきぼくがかいた絵があった！

樹「え！すごい！ぼくの絵だ！」