Whereabouts (ページ28)

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樹side

いまは、お兄さんのおひざの上。

むずかしいお話してるから、ぼくはよくわからない。

あ、お話おわったみたい！

樹「お兄さんおしごと？」

ジ「そうだよ〜」

樹「ぼく、どこでまってるの？」

ジ「今から行くとこ〜！」

そう言って、またぼくを抱っこしてくれた。

ついたのは、お隣のへや。

ジ「しんたろー」

お兄さんは誰かのお名前を呼ぶと、おとこの人がでてきた。

慎「はいよー。髙地から聞いてる〜」

ジ「AHAHA！ならいいや！樹をよろしくね？」

慎「任せとけって！」

その人もお兄さんだ。
2人目のお兄さんだね。

2人目のお兄さんは、ぼくの前に来て、話しかけてくれた。

慎「こんにちは！俺は慎太郎って名前！君は樹であってる？」

樹「うん、樹です」

慎「ジェシーお兄さんがお仕事してる間、俺とここで色んなことしよ？ジェシーお兄さんは隣の部屋にいるからね？」

樹「うん！慎太郎お兄さん、よろしくおねがいします！」

慎「ははっ！めっちゃ素直ー笑」

ジ「じゃあ、また後でね？樹！」

樹「うん！お兄さんおしごとがんばってね！ぼく、おとなりでまってるね！」

ジ「うわぁー！俺めっちゃ頑張れる！」

お兄さんとハグして、バイバイした。

慎太郎お兄さんは、ぼくの手をにぎっておへやに入れてくれた。