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番外:上弦の弐 ページ22

「さて、Aちゃんどっち喰べる??」


『どっちもたべない』


「えぇ〜じゃあ俺が喰べるね」




笑顔で女の子の腕と足を持ち問いかけてくる
断われば自分で食べ始める




「Aちゃんさぁ」


『なに?』


「いつか鬼と鬼狩り
総力戦になる時が来ると思うんだ

Aちゃんは鬼でもあるし鬼狩りでもあるし
どちらかを捨てなきゃいけないわけでしょ??


どーするの?」


『それは…』


「鬼狩りを選べば猗窩座殿を殺さなきゃいけないからね!あ、勿論俺や黒死牟殿もだけどね!」



『私は鬼殺隊を選ぶと思う

お兄ちゃんを殺したくはないしどうせなら鬼と人間が平和に暮らせるよう願う…まぁ無理なんだろうけど

みんな吸収してやる、私の中で永遠に………なんて』





馬鹿みたいだよね、みんな抵抗するよね


そう言おうとしたが童磨が遮ってくる





「それはそれでいいねぇ!!
でも俺は吸収しないで他に殺させそうだけどね!」







ニコニコと笑顔で言う




『童磨の感はよく当たるもんね、特に私関連』



「なんかわかっちゃうんだよねぇ

Aちゃんは鬼を全滅させたら自害しそう」



『……残りは私だけだからね』



「ほら、薬とか開発されたらどうする??
使って人間に!なんて考えない??」



『さぁ……ね、童磨、今日は月が綺麗だね』





真っ赤な月


血のように明るい





「ほんとだ、綺麗だねぇ」



童磨は血肉を貪り、目を細める



「鬼だな!!?!鬼殺隊だ!!!」



『お客さんだ、階級はどこかな』



「舐めるなよ!鬼共!!」




手の甲に浮かんでるよ癸って…君達、雑魚じゃん




「もー!折角Aちゃんとふたりきりだったのにー!鬼狩りに用はないから死んでくれないかなぁ?」



血鬼術を使った、綺麗な蓮の花



『ごめんね、私
君達を助けるほどお人好しじゃない』



さっき裏山で手柄横取りしたような雑魚にはね

みてたから、今童磨が喰べてた子は君たちの仲間だからね。ほら手柄のための子、美味しいみたいだよ?



「まぁたお肉増えちゃったなぁ、今度は男だし」


『お兄ちゃん呼ぶ?』



「そうしよっかなぁ」



「Aいるか?」


『あ、お兄ちゃんいい所に』


「?なんだ」


「猗窩座殿これ喰べる??」


「、童磨か」


「え、あからさまに嫌そうな顔しないで」


『鬼殺隊員だよ、男だけど性格クソ野郎』


「まずそーだよねぇ」


『ね』


「その辺に捨てておけばいいだろ」



ここは居心地いいな

▼△→←番外:風柱



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とらねこ(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!ゆっくりですが更新しますので…気長にお待ちください!! (2019年12月4日 22時) (レス) id: 9cd26393a2 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - 面白いです 更新楽しみです (2019年12月4日 19時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)
とらねこ(プロフ) - ゆうきさん» コメントありがとうございます、鬼いいですよね……私はどちらかと言うと鬼が好きなのでこれからまたこういう感じでかけたらいいかと思ってます、良ければこれからも読んでください! (2019年10月13日 10時) (レス) id: 9cd26393a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうき(プロフ) - すごく感動しました…鬼のことも好きな私には最高の物語です… (2019年10月13日 10時) (レス) id: 55127e1b13 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葦翳 | 作成日時:2019年10月8日 13時

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