社畜から悪魔の契約者になりました【2BRO.】

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「うちのが世話になったな、悪魔」


「…堕天使か、お前がもう1人の契約者のようだな」


「お前ただの悪魔じゃねぇよな
死人の癖して能力もち、悪魔の規定違反」


「見つかったとしても殺せばいいだけだ
規定違反？そんなものどうでもいい」


「やられれば消滅するのにか？
おい、A、寝るか戦うかどっちかにしろよ」



兄者にナイフを手渡される



『やる、眠いけど、こんなとこで寝れないよ』


「だろうな、やるぞ」



お互い目を青く光らせる
大丈夫、負けない

兄者と連携をとりなから攻撃を仕掛ける
それと同時に落ちているナイフを能力で
操り、相手めがけて飛ばす



『んん〜ッ、当たらないじゃんかぁ！！！』


「お前ｯ、集中しろｯ」


「面白い、良い契約者だな堕天使」


「お前も軽々と避けてんじゃねぇよ！！
良い契約者だなって知ってるわそんなもん！！」




金属の弾く音が響き渡る
これじゃいつまで経っても終わらない
ナイフを手に相手に突っ込む



「死にに来たのか？」



私に刃を向ける



『遅いよ、それに私じゃない』



後ろから兄者が首を落とす



「成程…」



悪魔が消滅していく


足に力が入らなくなり、倒れそうになるが兄者が支えてくれたおかげで倒れずにすんだ



「馬鹿」


『ん、ごめん……弟者ッ』



弟者のいるであろう方へ手を伸ばす
当然届くはずがなく、私の意識はそこで落ちた






目の前にポータルが開き
おついちとメロさんがでてくる


「メロさん、A頼む
俺は弟者連れてくるわ」


「おー任せろ
傷だらけじゃん、弟者も三人称も傷だらけだな」


「来る途中に標準さんと鉄塔さん拾ってきた
ドンさんとぺーさん、大丈夫？？」


「俺らは大丈夫だけどその子と弟者が」


「無事ならよかった、ふたりは前にもこんなことあった気がするんだけど…まぁ大丈夫だよ
とりあえずベースにいこう
みんなポータルにはいって」

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