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目の前で繰り広げられている戦いは
俺らでは目で追えない
武器も何も無い俺達は戦えず弟者が庇いながら戦ってくれたが二人を庇いながら強いヤツと戦うのは無理だと思ってた
そしたら弟者の契約者であろう女の子が来て
今はその子が戦っている
「じゃしー、手当するね」
「ごめん、二人共……俺結局…なにも……」
「弟者氏が謝る必要ないよ」
「そうだよ、今はあの子の心配が先でしょ」
偉そうに言う権利ないのは分かってるけど
ここでじゃしーが折れちまったら勝ち目がないだろうし、あの子がどこまで戦えるかわからない
「A……“兄者、俺……ごめん、Aが…相手悪魔で…、うん、…ッごめん……”」
インカムで兄者に連絡してるじゃしーは涙を流してごめんと言うばかり
『ッ』
「女1人では勝てない、お前は強い
お前の契約してる悪魔も直ぐに能力を理解して対応してきた、あいつも強い
だが、俺には勝てない」
『…勝てないことなんてないッ』
ナイフがはじかれ近くへ落ちる
私は首を掴まれている
床には弟者のナイフも落ちてる
大丈夫、やれば出来る、苦しいけど、やれる
「ほぉ、もう1つの能力か」
青く目を光らせる
ナイフを悪魔目掛けて飛ばすと私は投げ飛ばされ
悪魔は全てのナイフを弾いた
「2つとも操作系の能力か」
使いすぎたかな、すごい眠いや…
「A、無茶しすぎだ」
ポンッと頭に置かれる大きな手
落ち着く聞き慣れた声、兄者だ
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とらねこ(プロフ) - タコ草さん» タコ草さん初めまして!!コメントありがとうございます!!読んで面白いように工夫してこれからもかけたらいいなと思ってます!更新頑張ります!! (2019年3月26日 13時) (レス) id: 9cd26393a2 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - とらねこさん初めまして!!初コメです!それぞれの人物設定とか、アクションシーンとかが凄く魅力的すぎです!更新頑張ってください!! (2019年3月26日 12時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とらねこ | 作成日時:2019年3月21日 0時