社畜から悪魔の契約者になりました【2BRO.】

▽ ページ32

「A！！弟者！！」



ベースへ戻れば兄者が焦ったように飛び出してくる



「うおっ」


『びっくり、した、』


「怪我はねぇかって………おまえら疲れてるだけかよ」


「へへ…ｯ、兄者、Aの、能力開花した、んだよ」


「は？」




兄者がなにか聞こうとしたのをおついちさんが遮る



「その話はあと、Aちゃんも弟者くんも今は寝なさい、兄者も寝るんだよ！？」


「だな、さっさと寝ろ」



めろさんとおついちさんに背中を押され３人揃ってベッドで寝ることに



3人とも疲れていたため直ぐに睡魔に襲われ夢の中へを向かった









「俺らは依頼主に報告と報酬貰いますか」


「だね、」








きっと依頼主は殺しにくるだろうからね
この3人に危害を加えさせない









「依頼内容のデータがここにあります」


「さすがですね、ではいただ」


「先に報酬をいただきます」


「………先に渡して頂かないとお渡ししかねます」


「そうですか、この部屋の周りに沢山護衛を連れて来たのを見逃してるのに……めろさん」


「やっていいのか？」


「依頼主はあくまでデータのみをご所望だからね

すいませんね、報酬を頂けないとなれば依頼はなかったことになりますのでデータはお渡しできません」



「ｯやれ！！ころせ！！！データをｯ」




ﾊﾟｧｯﾝと銃声
依頼主の心臓を撃ち抜く



「うるせぇよ、さっさと死んでまえ」



それと同時に部屋の周りにいた護衛の悲鳴も聞こえる




「毒ガス、いい感じじゃん」


「一応金持って来てんじゃんこの人」


「頂いて帰りますか」


「さんせー」

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