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おついちさんに手当してもらい火傷跡は包帯で隠れている
「ほんとごめんね……」
しゅんと落ち込んでいるようで
自分のせいだというおついちさん
『誰も悪くないから謝らないでほしい』
弟者の能力を知ってしまった
知ってよかったのかな……
「A、大丈夫か？」
『大丈夫、弟者は？』
「上」
今までも何度かあったらしいがこんなに落ち込んだことは無いらしく兄者も怒るにも怒れずそのまま降りてきたみたいだ
今は部屋にこもったまま出てこないらしい
『ちょっと行ってくる』
階段を上がり弟者の部屋に行く
『弟者』
「だめ、入ってこないで」
『なんで？』
「俺の力のせいでみんな傷ついちゃうんだ
コントロールできなくて勝手に暴れ出して
抑えられないんだ……誰も傷つけたくない」
『大丈夫』
「わからない、なんでAはそんなに平気なの……平気じゃないでしょ？！大丈夫じゃないのになんで大丈夫だって言うの？！！」
『大丈夫だからだよ
弟者の炎で燃えても平気、弟者が炎を消して助けてくれるって信じてるから。まだまだ未熟で役に立たないけど
私は弟者の力になりたい』
「！！」
ドアをあけて部屋に入る
ベッドの上で丸まって泣いている弟者に近づく
「……Aにはかなわないなぁ……ッ」
ぎゅっと抱きしめられる
それに応えるように私も抱きしめ返す
「兄者に聞いたんだ……もう1人契約できるって
何があっても守るから
A、俺と契約して欲しい」
『…いいよ、契約しよう』
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とらねこ(プロフ) - タコ草さん» タコ草さん初めまして！！コメントありがとうございます！！読んで面白いように工夫してこれからもかけたらいいなと思ってます！更新頑張ります！！ (2019年3月26日 13時) (
レス) id: 9cd26393a2 (このIDを非表示/違反報告)
タコ草(プロフ) - とらねこさん初めまして！！初コメです！それぞれの人物設定とか、アクションシーンとかが凄く魅力的すぎです！更新頑張ってください！！ (2019年3月26日 12時) (レス) id: 6d6e493092 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とらねこ | 作成日時：2019年3月21日 0時
