まとめ役 ページ16
河｢はぁ、、Aは水飲んどけ。
ていうか店員さん呼んだん？｣
渚とモリシに聞くと、2人はあっ！と驚いた。
盛｢その手がありましたね！｣
渚｢私らも酔うてますわ笑｣
誰もしっかりしてへん。
河｢もー、お前らはしっかりしててくれ！
すいませーん！｣
店員さんが来るまでの間に、この悲惨な光景をスマホに収める。
後でインスタに上げたろ。
それから少しすれば店員さんが来て、綺麗に片付けてくれた。
さすがやな…。
店員さんにお礼を言うて目線を3人の方に向けると、申し訳なさそうに俺を見ているモリシと渚、気持ちよさげに寝ているAがいた。
盛｢ゆずるさんありがとうございますー、｣
渚｢ほんますいませんした…｣
河｢んぁーもうええわ笑
今日はもうお開きにしよか｣
盛｢そうですね、これじゃあ再開出来ませんもん笑｣
渚｢今日は私らが出しますわ、盛山さんと割り勘します｣
渚がそういうと、モリシは渚の方を向いた。
盛｢すまん俺今2000しか持ってへん…｣
渚｢少なっ！！
まあ私も4500しかないですけど｣
河｢いやお前らようそれで来たな！笑
まあええよ、俺が払うから｣
盛 渚｢｢あざっす！！！｣｣
河｢ええて。先輩やし。
…あ、Aも俺が送ってくから大丈夫やで｣
俺がそう言うと、2人はニヤッと笑った。
河｢……なんやねんお前ら。キモイで｣
盛｢いや、、ねぇ？｣
渚｢応援してますわ｣
…あ、俺やってもたやつか。
河｢…うっさいわ！30過ぎのやつがこんなんで沸くなよほんま…｣
盛｢ほんま、僕らは応援しますんで！！｣
ヒューヒュー言うてる2人を無視して、会計を済ませてAに声をかけた。
やけど起きる気配もなく、おぶっていくことにした。
｢んぅー…、かわ………て、｣
寝言…。
"かわ"だけやったらどっちかわからんやん。
あーなんかむしゃくしゃする。
河｢おいモリ、、｣
やからモリシになんかしよ思て呼びかけたけど、2人はいつの間にか帰ったらしい。
なんやねん。
俺はタクシーを近くに呼んで、そこまでAをおぶった。
どこからか聞こえたカメラのシャッター音には気付かずに。
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作者名：みるく。 | 作成日時：2020年5月20日 11時
