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鬱「あっ、俺の名前は鬱やで!みんなからは大先生って言われとるけどな」
『知ってます、それと勲章付けっぱなしですよ』
鬱先生はあっ!と声を漏らすと急いで勲章を外して胸ポケットに入れている。
軍内では大体スパイやら敵が来た時に幹部や位の高い者が真っ先に狙われないように勲章を訓練や会議の時以外外すようになっている
地下室への階段を降りると薄暗い大部屋につながった、そこは書類やパソコンが大量に置かれていて足の踏み場がない感じ
??「なんやまた壊したんか」
苛立ち紛れにそう言葉を発するのは椅子に座ってパソコンを操作している顔に"天"と書かれた布を被っている男性。
鬱「だってー、取れやすいんやもん。もうちょっと取れにくく出来へんのん?」
??「お前が変なことするからやろ!まったく……3時間後取りに来てやはよそこの奴を連れてここから出てけよ?」
鬱「ごめんなぁ…」
グイグイと腕を引っ張られてまた地下室から出ると鬱先生はさっきの人の話を始めた
鬱「アイツの名前はロボロ言うんやけどまァ知ってるか…一応言っとくとな監視の目と故障は見逃さん。俺はインカム壊すの30回目やねん……」
『それは怒られますね』
ブツブツとものを言いながら僕と別の道を歩いてお別れした
その時、___ガラスの割れる音__発砲音__鋭い痛み_そして……
____それを鬱先生はしっかりと見ていた。
鬱side
唐突にガラスが割れたと思ったら先程までお別れした軍人が血を流して倒れている。遠距離攻撃だ。
俺はしゃがみながらそいつの近くに行って脈拍をはかるも既に亡くなっている。
鬱「チッ……どこのどいつや潰したる」
そう声を漏らした時だった、
__淡い掠れた灰色の光が目の端っこに見えた
気づくと
鬱「死体どこや…無くなってるやんけ」
先程まであった死体がないすぐ近くにて隠されることも無い筈だ何処へ行った?
そう思いながら発砲した敵を確実に仕留めていた
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作者名:田中 | 作成日時:2018年11月21日 23時