"エーミール"は＿分からない＿＿【wrwrd!】 (ページ2)

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#2:毒盛り編ページ2

今日は休日を頂いたので大学も休みにしてのんびり街を散策している、朝なので鳥達のピヨピヨといった鳴き声がよく聞こえる。
私の目は見ての通り普通とは違う、黒目がない白目しかないのだ。しかし普通にものが見えている、呪いなのか病気なのか未だにわからない

あっ、今思い出したんやけどな。
今日の朝ご飯食べに行ったら毒盛られてん、死ぬかと思った。
頑張って耐えてなんとか"そのご飯食べ切ったで"冗談笑えんやろ。
皆には言わんといてな即入院させられるから

(ｸﾞﾆｬﾘ)と
視界が歪む、足元がおぼつかない、どうしようか…。
毒が効いたのとしか思えないしかしこんな所で心配をかけることも出来ない。
入院しでもしたら北区の支援遠征の計画練ったのに台無しになる…！

『アカンなっ…こ、れ……は』

そんな願いも乏しく私は道に倒れた

～～～～～～グルッペンside～～～～～～～
エミさんに付けた生命反応維持確認装置が異常な数値を割り出していた。
赤く激しく点滅しているのだ、なんらかの状態にあるのは確かだった

焦っていた私は確かに焦っていたのだ。

涙目で走り、部下を護衛にもつけず
道を走ると隅にエミさんが倒れていた、顔色が非常に悪い。

担いでしんぺい神のところへ向かう際、エミさんの口から零れた言葉は。

ｴﾐ『ごめん…さない、ごめん、、なさい、ごめんなさい』

ひたすら謝られた、寒そうな空の下で涙目でエミさんを運ぶ私は
どこかに潜めた罪悪感と怒りを押し殺しながら

ｸﾞﾙ「ふざけるなやっ」

と答えた