細い繋がり ページ25
五虎退が折れたことで他の皆は一瞬呆然と立ち尽くした
ついさっきまで笑って皆と話していた五虎退は痛々しく折れた刀に戻ってしまった
状況整理がついていない刀剣もいたが
直ぐさま皆体勢を立て直した
今にでも小娘を殺してしまいそうな勢いである
小娘は高笑いしながら刀を振り回している
私は折れてしまった五虎退の一部をそっと自分の懐にしまった
ふと隣を見ると一期一振がいた
怒りのせいで手に力が入り過ぎているのか
刀をもっている手が小刻みに震えている
目は闇落ち寸前になっていて
少し赤くなっている
主「ふふふ……♡」
小娘は何が可笑しいのか肩を震わせて笑っている
私が切ってやろうかと思ったら体が動かなかった
何故だと思いながら懸命に動かそうとしていると
主「天叢雲剣……あなた……今はどう頑張っても動けないわよ？」
と言ってきた
私が驚いているとスラスラと一方的に話してきた
主「私ねあなたに今霊気の線を私とつなげているの…」
ハッとして急いで集中してみると
意識しないとわからないような細い線があった
主「気がついた？それで体力と神力を吸収しているの♡」
そう言いながらゆっくりとした足取りで近づいてきた
そして手に持っていた刀を私の手に突き立てた
貴「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
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Skin(プロフ) - (▼ω・)さん» ありがとうございます！絵はまだまだ練習中なんですが誉めていただいて嬉しいです(っ´ω`c) (2017年8月25日 20時) (
レス) id: ab21f3fc4a (このIDを非表示/違反報告)
(▼ω・) - 続きが気になりマッスル！刀剣女子の夢小説が大好きなので、この小説、面白いのであります！更新、頑張って下さいな！(あと、絵がめっちゃ上手いデスネ。羨ましいっす。) (2017年8月25日 16時) (レス) id: 40bff91c41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颰 | 作成日時：2017年7月16日 16時
