敬愛 ページ14
五虎退が男性に抱きついてから結構時間が経過したが
五虎退は離すどころかもっと強く抱きついている
抱きつかれている男性はというと
さっきから私が気になるらしくチラチラとこちらを見ている
五虎退はやっと離れる気になったのか
少し腕の力を弱め男性から身を離した
そして泣きそうな声で男性紹介してくれた
五「この人は一兄です……」
どうやらこの男性“一兄”というらしい
貴「初めまして一兄さん。私は天叢雲剣と言います」
名を紹介されたのだから此方もするべきだと思い
一兄さんとやらに自己紹介すると
一兄さんは苦笑いをして
一「私は一期一振と申します」
と答えてくれた
成る程な
一兄は渾名だったのか
と一人納得していると
次々と皆が目を覚まし始めた
皆起きては私の姿を見るなりびっくりして固まっている
五虎退は今にも泣きそうになりながらも感動の再会に少し震えていた
そして勢いよく私のほうに向き満面の笑みで私にお礼を言ってから兄弟のほうへ行った
素直な子は何故こんなにも可愛いのだろう
私も笑顔で見送った
一兄…一期一振は凄く驚いた顔をして立っていたが
ハッとしたように我を取り戻し
こちらに向かってきた
そして私の隣に腰を下ろし
まるで王子様のような笑みで話しかけてきた
一「天叢雲剣さん…ですよね」
再度名前を確認するように問うてきた
貴「あぁ…私は天叢雲剣だ」
一「有難う御座いました」
貴「なぁに、当然の事をしたまでだ」
微笑みながらそう答えると一期一振はやや頬を赤く染め
少しの間だけ下をむいてから私の手を取り
私の手の甲に唇を落とした
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Skin(プロフ) - (▼ω・)さん» ありがとうございます！絵はまだまだ練習中なんですが誉めていただいて嬉しいです(っ´ω`c) (2017年8月25日 20時) (
レス) id: ab21f3fc4a (このIDを非表示/違反報告)
(▼ω・) - 続きが気になりマッスル！刀剣女子の夢小説が大好きなので、この小説、面白いのであります！更新、頑張って下さいな！(あと、絵がめっちゃ上手いデスネ。羨ましいっす。) (2017年8月25日 16時) (レス) id: 40bff91c41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：颰 | 作成日時：2017年7月16日 16時
