. ページ8
玲於side
…心配だ。物凄く心配だ。
誰が一番心配かって言われたらAが一番心配だ。
スパドラのなかで一番ドジなのに『お風呂掃除行ってきまーす！』なんて元気に風呂場に向かったけど、絶対転けるでしょ？
心配でなにも手に付かない…。
キッチン担当は洸希と毅、楽の3人。掃除してから何か作るらしい。その他のメンバーは2階だったり高いところだったりトイレ掃除だったり。
玲「ねえ、俺本当になにもしちゃダメなの？」
洸「だめ。」
毅「Aが怒るぞ。」
楽「怒らせたら玲於君の責任だからね。」
玲「ですよねー。」
キッチン組に聞いてみたら思った通りの返事が帰ってきた。なんもアクシデント無いといいけどなぁ。
『きゃあっ！』
っ！！はい、この声はAですね。予想通り何かドジやったな。
キッチン組と風呂場に向かうとびしょびしょになったAがいた。
毅「お前、なにしてんの？」
『いや、アハハ。スポンジ踏んで滑っちゃいまして…。』
玲「アハハじゃないでしょ。」
『うぅ。ごめんなさい。…？洸希と楽どうしたの？顔赤いよ？』
洸「いや、あのー。」
楽「そのー、言いづらいんだけど…。自分の格好見てみ？」
『？っ///！？』
あー。そゆこと。Aが制服のまま掃除するから…。俺いつも言ってるのになぁ。ちゃんとシャツを着なさいって。
毅「着替えておいで。」
玲「お前らピュアだなぁ。もうそろそろ慣れないの？」
洸「慣れる訳あるか！」
楽「俺らじゃなくてAが悪いもん。」
玲「またちゃんと叱っとくから。ほら、キッチン行くぞ。」
俺、結局母親やってね？
キッチンに戻ってからは何事もなく時間が過ぎた。
夕飯はAと楽が二人で作ってくれた。その後壮吾が学校帰りに買ってきてくれたケーキを皆で食べてゲームをした。
プレゼントも貰った。
もう、本当にこいつら大好きだ！
スパドラの最年長として、母として、これからもこいつらと一緒にいたい。そう思えた二十歳の誕生日だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 174人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栞奈(プロフ) - @ゆり__1023さん» わぁぁ。コメントありがとうございます！ 了解です(^-^ゞまた来週からテスト週間に入ってしまうので遅くなるかもしれませんが、書いてみたいと思います！m(__)m (2019年6月10日 16時) (
レス) id: 669cd9b381 (このIDを非表示/違反報告)
@ゆり__1023(プロフ) - リクエスト良いですか？神ちゅ〜んず的な感じでメンバー全員主演のドラマが決まった！みたいなのやってもらって良いですか？私もスパドラで書いてるんですけど上手く書けそうになくて…苦笑 いつも見てます！頑張ってください！！ (2019年6月9日 22時) (レス) id: fadfe4ddc9 (このIDを非表示/違反報告)
栞奈(プロフ) - 美紀さん» わぁぁ。コメントありがとうございます！私も玲於君大好きです！毅君もかっこいいですよね！ (2019年4月1日 10時) (レス) id: 669cd9b381 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - スパドラ大好きです玲於君大好きですあと3年a組の賢役の人大好きです最高です (2019年3月31日 17時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：栞奈 | 作成日時：2018年12月26日 22時
