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「いらっしゃいませ」

ナムジュンの声に反応し、ドアの方に目を向けるとAが入ってきた
すると、Aも僕に気がついた見たいで
さっきまで凛としていたかおから、フニャッとした笑顔に変わった

僕は嬉しかった…
この前までアイツにしか向けられていなかった笑顔が 今は僕にも向けられている
その顔を見るたびに胸が高鳴る

「おまたせ、ふふふ^^ どうしたの? そんなに待った?」

僕はAに見とれていて、返事をするのに時間がかかった

「う、ううん!僕も今来たところだから!」

慌てて返事をすると、Aは微笑みながら

「そっか、よかった!」

Aのなにげない行動にいちいち反応してしまう
僕はこんなにも暖かい気持ちになるのはいつぶりだろう そんなことを考える

「ねぇ、それ、なに?」

Aにそう聞かれて我に返った

「ん?えっと、、これ?」

僕は机に置いていた次のツアーで踊るダンスの構成などをまとめたノートパソコンに目をやった

「ノートパソコンだよ?」

そう答えるとAは笑いながら答えた

「ㅋㅋㅋそれくらい知ってるよㅋㅋㅋ
その中身はなに?って聞いてるのㅋㅋ」

「あっ!そういうことか! これは、次のライブのツアーで踊るダンスと、構成をまとめたものだよ」

とても、恥ずかしくて早口でこたえてしまった
くぅぅ…ノートパソコンなんて誰でも知ってるよな…

「ツアー? え、ホソク君ダンスしてるの!?」

恥ずかしがってる僕をよそにAは聞いてきた
Aのすごい!と言わんばかりの眼差しを向けられたら、とても照れてしまう
驚きや、感激などのいろんな感情がすべて顔にでていて、とても可愛いと思った

「おう!バックダンサーしてるんだ!毎回振り付けや、構成は僕が考えてるよ」

そう答えると
また、すごい!という眼差しを向けられて
とても照れ臭い気分になった





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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2015年10月3日 18時

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