第六話 ページ7
その日の夜、父上が一人で居間にいたので、聞いたみた。
『父上、チャクラについて詳しく教えてくれないか?』
仏間「……………｡」
『…………えっと…』
何故か何時もは教えてくれた父上が黙っている…聞こえなかったのだろうか…?
仏間「…お前…また無理しようとしてるのか…?」
『…えっ?』
暫くの間の後半分呆れた声で帰ってきたのは予想外の言葉で、間抜けな声が出てしまった。
仏間「だから…また無理しようとしているのかと聞いているんだ」
『い、嫌…違う…けど…』
仏間「けど?どうなんだ?」
完全に疑われてしまっている…それほど心配してくれるのは嬉しいのだが、結構威圧が強く、聞くに聞けなくなりそうだったが、頑張ってそうじゃないと伝える。
『えっと…その…違くて……チャクラの事をちゃんと知れば練りや回復が早くできるかなあと………』
……凄く弱くなってしまったが…
父上はオレをジッと見た後、口を開いた。
仏間「知らん…考えるより感じろ」
『………………………｡』
そう言った後、父上は隣においてあった茶を啜り、去っていった。
暫くそこで父上の言ったことを考えていると、ある事が頭を過ぎった。
『(もしかして…自分で考えろってことなのか…?)』
事実、チャクラは人によって質や量が違う…だからこそ考えずに色んな方法を試して自分に合うのを探せってことか…
つまり…
『…最善策は無いってことか……』
そうだよな…どの道骨は折れるのか…
……まあ…仕方ないだろう、そんな事より今日も早く寝て明日に備えなければ…
居間を出た時、少し奥に父上が見えた為、礼をいって部屋に戻った。
終わり
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外者。(プロフ) - ありがとうございます!ひたすら戦乱に弟を出した兄を想像しながら話を考えたらかなり重めの兄みたいな感じになってしまいました。基本的に低浮上で語彙力があまり無いので投稿頻度が遅いのは申し訳無いです… (2021年10月21日 5時) (
レス) id: 3594cdecb0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうひ(プロフ) - ん、好きです！なんか…ちょーーーブラコnゲフンゲフン(； ･`д･´)続きがとっても気になりますねぇ(-⊡ω⊡)首を長くして待ってます！ (2021年10月12日 20時) (レス) id: ce721a0333 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：外者 | 作成日時：2021年6月4日 22時
